阪堺電車には「天神ノ森」という駅がありますが、その由来となったと思われるのが駅前すぐの天神ノ森天満宮です。
しかし、この天満宮の呼び名は冠の付け方が捻れているというかなんというか、神社がある森、天神さんに付随する森だから「天神ノ森」と呼ばれるのだろうに、それが天神ノ森天満宮では、矛盾でもないし、自己完結でもないし、何という言葉がぴったりなのかわからないのですが、とにかく落ち着かない気分になります。
さて、そんな天神ノ森地区にあるのが天神ノ森公園。じつは隣の聖天坂駅の目の前なのは、駅間が短い阪堺電車なので仕方がないところです。
敷地の全体を広く使って遊具と高木が分散配置され、あまり明確に「広場」「遊具広場」などが読み取れないのは、大阪市街地の公園に多いスタイルです。
敷地の中央付近にパーゴラを置いて、片側が小学生向け遊具、もう片側が幼児向け遊具と大雑把に分かれています。
「小学生向け」と言っても特別変わったものがあるわけではなく、滑り台、太鼓橋ラダー遊具、鉄棒、コンクリート製のプレーウォールなどです。
一方の幼児向けは、バケット式のブランコ、滑り台が2種類、砂場などがあります。
こちらの滑り台は、はっきりとした階段やハシゴがなく、斜面をよじ登ってから滑るという、面白い構造になっています。
とくに際立つものはないのですが、近所の子供たちには人気がありそうな天神ノ森公園でした。
(2017年6月訪問)
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