豊年公園は、JR甲子園口駅から南西へ700メートルほど離れた場所にある小公園です。おそらくNo.1556 弁天公園、No.1557 御代開公園と同じ戦前の区画整理事業の中で誕生した公園と思われ、開設は1944年(昭和19年)です。
ただ、No.1556、1557が外周を道路に囲まれ、駅近にしては広めの3,000~4,000平米の敷地を持ち、広場、植栽地、遊具広場などがしっかり分かれていたのに対して、ここは666平米と小さく、ほぼ遊具広場のみの構成となっています。
上写真は公園の出入口から、下写真は敷地の一番奥から園内を見たところ。これで公園全体が写っています。
遊具はシーソー、ブランコ、滑り台など。敷地の3方向に住宅が近づいているため、あえてボール遊びなどのできる空間を取らないようにバラバラと配置されているように見受けられます。
車道に接しているのは1方向だけなのですが、敷地の一番奥から路地に向けて出入口が開いており、子供たちにとってはちょっとした秘密の通路のようになっています。
とはいえ敷地が小さいせいか、サクラの樹も窮屈に刈り取られている豊年公園でした。
(2017年4月訪問)
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