No.4116 ポーアイしおさい公園は2000年代に整備されたものでしたが、2020年代に入ってもポートアイランド内の港湾緑地の整備は続いており、今のところ最新の公園が、ポートアイランド西緑地です。
島の南端~西端にかけて細長く作られていて、西南角からの延長はどちら方向にも1kmずつくらいあるのですが、西緑地と命名されているので、神戸市の気持ちとしては西側がメインなのだろうと思います。
でも今回は、輪っかの周りに3匹のヤドカリがくっついたモニュメントがある南側から入ります。
でも、スタートしようと思ったら、いきなり何だかわからない物件に出会ってしまいました。
いやもちろん、休憩所であることはわかるのですが、屋根がなんか変です。
一般的な隙間が開いたパーゴラ屋根の上に、もう一段突き出したポリカーボネート屋根が取り付けられているようです。
日陰と雨除けを両立させたいなら普通の隙間のない屋根で良いわけで、ここでは日照と雨除けを両立させたかったことがわかります。なぜ?

盛土の上に出ました。道幅は2.5メートルくらいが基本形です。
ところどころに、色々な形の休憩ポイントがあります。これは神戸空港方面を眺める屋根付きの展望ベンチ。
1.2kmほど離れた空港島。肉眼だともっとハッキリと見えているのですが、写真にすると意外に遠く見えるのは、脳内でなにか補正がかかっているのでしょうか。
東を向けば淡路島、明石海峡大橋の方までよく見えます。
この盛土山は、護岸ギリギリのところではなく、間にコンテナ輸送の専用道路を挟みます。しかし、ひっきりなしに何台も通るような道路ではないので、音は気にせずに歩くことができます。
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土手から見て街側の斜面にはマツやシャリンバイなど海岸の防風・防潮林によく使われる樹木が植えられて、そちら側への眺望はあまり開けていません。
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草本類はメリケンカルカヤ、ススキ,エノコログサなど、いかにもな種が多く見られます。
しばらく行くと、海上交通センターの塔屋が見えてきて、ここからポートアイランドの西岸に入ります。
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この曲がり角付近は、西緑地でも一番の眺望ポイントなので、小広場のような形に整備されて、ベンチが多めに置かれています。
近くに駐車場があれば、夜景見物の人なども来るように思いますが、あいにくと歩いてしか行くことができません。
西側に入ると、No.4116でも眺めていた神戸の中心市街地の景色が眼前に広がります。

覚えていたら、次は神戸港に入る船からの見え方も気にかけてみたいポートアイランド西緑地でした。
(2025年10月訪問)










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