御代開(みよびらき)公園は、No.1556 弁天公園と同時、1939年(昭和14年)に旧法下での土地区画整理事業によって用地確保された児童公園のうちの一つで(西宮市,『西宮の公園・緑地(H28年版)』,p.75)、西宮市ではもっとも古い部類の公園です。
「御代」はこの付近の江戸時代の村落名のようなのですが、いつ頃まで残っていた地名なのかはよくわかりません。御代村の中でも新しく開かれたエリアが「御代開」だったのでしょうか。
JR甲子園口駅前の商店街に近いメインの出入口を入ると、右手に地蔵堂があります。
お地蔵様の上には祠-覆屋-さらに屋根となっており、非常に大切に祀られている様子が見て取れます。
お地蔵さまの前を通って園内に入ると、敷地の東半分くらいが広場になっており、中央付近に大きな石の山遊具を挟んで、西半分にパーゴラやその他の遊具が配置されています。
商店街に近いので、この広場は色々なイベントなどに使いやすいのではないかと思います。
石の山遊具は、公園の広さからすると少し小ぶりな印象のもので、大きな滑り台の下にトンネルが開いた形のものです。
訪れた時はちょうど平日の学校終わりの時間帯で、たくさんの子供たちが遊んでいたので、遠くからの写真で失礼します。
その西側のパーゴラやブランコなども、幼稚園児やお母さん方で大賑わいだったので、これまた遠目の写真だけです。
春の日の午後、公園が多くの方で賑わっているのは嬉しいことなのですが、ブログ用の写真は撮りづらい御代開公園でした。
(2017年4月訪問)
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