西武池袋線の椎名町駅から東長崎駅付近、線路の北側の町名が長崎で、それの二丁目にある第2児童遊園。近くに第1もしくは無印の児童遊園もあると思うのですが、食事処を探して駅前商店街を歩いている時に出くわしたのは第2公園の方でした。
下の写真は超広角レンズで撮ったように見えなくもないのですが、実際は道路が鋭角に交わる角地にあります。
混み合った駅前にあって、苦労してオープンスペースを確保した様子がうかがわれ、小さな2つの空地を無理やり繋いで、2方向の道路に面するように仕立て上げています。
公園施設はトイレ、水飲み、時計などでがあります。
こちらが広い方の広場。
狭い方の広場への繋ぎ目は、クランクと呼ぶのが正しい感じです。
園外にあたるのですが、公園の目の前に「分譲記念 新目白銀座住宅」「皇紀2600年5月 大島土地」と刻まれた石碑がありました。石碑の一番下は、いくぶん欠損して字が欠けているようにも見えます。
この付近は関東大震災の後に住宅地として開発され、都心で家を失った人が多く移り住んだエリアのようなのですが、少々遅れて1940年(昭和15年)になって住宅開発を行なった事業者がいた模様です。
そのころはどんな公園やオープンスペースが準備されていたのか知りたくなる長崎二丁目第2児童遊園でした。
(2016年12月訪問)
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