1391/1000 南方公園(大阪市東淀川区)

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今は駅名にしか残っていない地名「南方」は、もともとは現在の新淀川沿いの村の名で、『角川日本地名大辞典 27 大阪府』によれば江戸~明治22年までは西成郡南方村、明治22~大正14年までは大字南方、大正14~昭和55年までは南方町で、昭和55年の町名変更で廃止されたそうです。
現在の駅名では、阪急は「みなみかた」、大阪市営地下鉄は「みなみがた」と読みますが、町名は濁らなかったようで、公園名も「みなみかた公園」となっています。

そんな南方公園ですが、敷地のほぼ全体がグラウンド、そしてそれが鍵付きのフェンスで囲まれていて自由には入れないタイプの公園となっています。

どこから見ても、このとおり。まったく中に入ることができません。

近隣の地区全体で見て、ほかに自由かつ多用途に使える公園があるなら別ですが、この公園単体で見ると極めて面白みに欠けるというか、もったいない公園だと思います。
「いつでも、誰でも自由に使える公共空間」ということは、公園の価値のかなり重要な部分を占めているからです。

と思っていたら、近所の方や公園管理者も同じように思うところがあったようで、「5月から自由使用になります。ゆずりあってご利用ください」の貼り紙がしてありました。鍵がかかっているのは、まだ9時になっていなかったからでした。
また別に、「子供達がボールなどを使って遊べる場所の確保のための取り組みを進めています。平日の午後3時~5時は『こどもフリータイム』です」との貼り紙もありました。

私は、これくらいの規模の公園は地区の人々で使い方を考えて、ルールもボチボチと決めていって構わないものだと考えていますので、色々と試行錯誤をしながら良い方向へ進んでいるように感じた南方公園でした。

(2016年5月訪問)

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