高畑公園は、柳川市の中心部にあり、江戸時代後期に創建された三柱神社の境内と一体化したような公園です。
「三柱」は藩祖・立花宗茂、その父・立花道雪、道雪の娘にして宗茂の妻・誾千代の三人を祀ったという意味だそうで、いわゆる宗廟にあたる立派な神社です。
また、この神社の周囲が柳川水郷めぐり舟の発着場になっているため、朝霧の中に沢山の舟が待機していました。
さて本題の高畑公園ですが、ほぼ全面が草敷の広っぱになっており、藩政期には馬場として使われていたという面影を残しています。
角度を変えてみても、この通り。
広々としていますが、神社境内なので、日常的に野球やサッカーなどに使うというよりは、景観形成やお祭りのために広い空間を確保してあるような雰囲気があります。
唯一の施設と言えば、こちらの土俵(ブルーシートが掛かっていますが)。
柳川出身の大関・琴奨菊も、少年時代に上がったかも?しれない土俵です。
広場を通り抜ければ、柳の並ぶ堀端に出ます。
緑と水を活かし、公園の基本に忠実な高畑公園でした。
(2016年4月訪問)
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