1117/1000　金杉橋児童遊園（東京都港区）

JR浜松町駅の南側に、古川という川が西から東京湾へ向かって流れています。上空は首都高の都心環状線に覆いかぶさられていますが、ずっと遡っていけばNo.1015 でも登場した渋谷川に繋がっている川です。

その古川を旧東海道（第1京浜）が渡る橋が金杉橋で、この金杉橋の橋詰、両岸・道の両側で計4ヵ所のうち3ヵ所が児童遊園になっています。
そのうちの1つめ、金杉橋児童遊園です。

面積は約385平米ありますが、橋に近い側が若干高いため敷地が上下2段に分けられており、数字よりも狭く感じます。
上段は石貼りの広場になっており、ベンチや水飲み場、トイレなどがあります。

下段は上段よりも狭く、バラス敷の広場になっています。
こうして見ると、歩道から公園内を斜めに横切って金杉橋を渡りに行く事を前提とした園路配置になっていることに気づきます。

名前は児童遊園ですが、いつの間にか本来の橋詰広場の機能に戻っている金杉橋児童遊園でした。

（2015年9月訪問）