さて、筆者は「西麻布」と聞くと1985年のヒット曲・とんねるずの「雨の西麻布」を思い出してしまう世代なのですが、その頃に地上げされてビルが立ち並ぶようになった六本木通り沿いから少し離れると、古くからの社寺や戸建住宅もまだまだ残っています。そうした一角に、西麻布二丁目児童遊園があります。
もともとの町名は、麻布笄町(こうがいちょう)。公園の横にある掲示板にその名残を見ることができます。
現在の公園は、根津美術館北東側の通りから離れて路地奥に入っていった行き止まり部にあり、あまり目立つ立地ではありません。
出入口を入って左を見ると、幼児向けの小ぶりな滑り台と砂場、そしてポツネンと1個だけ据えられた古タイヤがあります。
出入口の正面には鉄棒(この日は近くで行われていた工事の関係車両が止められていて、近づきにくかったので遠景写真ですが)。
右を見ると、ツリー型のブランコが1基。
そのさらに奥に、災害時用の生活用水井戸がありました。
カバーで覆われているのが井戸ポンプだと思うのですが、あまり見たことがないノッポのものでした。
(2015年5月訪問)
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