中道公園は、No.995の吉祥寺西公園から50メートルほどしか離れていない場所にある小公園です。
面積は488平米と小さいため、近くにNo.995のように大きな公園ができると目立たなくなって使われなくなりそうな立地環境ですが、敷地のほぼすべてが水遊び場としてデザインされているという個性満タンの公園のため、非常に良く目立ちます。
大きな公園の一部として徒渉池(じゃぶじゃぶ池)や水遊び場をつくることはよくあるのですが、小公園で、全体がほぼ水遊び専用というのは初めて見ました。全面草っぱらだったNo.995、モミの木一本で勝負していたNo.990など、武蔵野市は小さな公園に個性をつけることがうまいなぁと思いますね。
園内はゆるやかな傾斜で2段に分かれ、上段にある噴水池から流れ出た水が、下段のカラクリ噴水のある浅い池へと注ぐ構造になっています。
カラクリ噴水と仮に呼びましたが、シャワーのように上から水が降ってくるタイプの噴水です。子供が下に入って「修行」と言うやつ。
降ってくるときに水車を回すので、そこがカラクリ。
訪れたのが夏とはいえ平日の夕方6時頃だったのですが、それでも水遊びをしている子供が何人かいたので、休日の昼間などは賑やかなことだろうと思います。
水遊びをしているとトイレが近くなるので、子供用のトイレも設置されています。
こんな公園が、住宅地の中の小さな商店街に面して設置されているのも面白いところ。
買い物帰りに「水遊びした~い!」と言われると、お母さん方は生鮮食品の心配をしなければならないので大変だと思いますが。
こちらとしても、水遊び以外の季節が心配なのですが、そこはそれ、花壇を丁寧に管理する近所の方もおられたので、きっとシーズンオフにも近隣の憩いの場となっていることでしょう。
(2014年8月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿