大阪ドームを中心とする岩崎橋土地区画整理事業の中で整備されたもので、1998年(平成10年)に開園しました。
1990年代半ばから後半にかけては、大阪でバブル期に計画された開発事業がどんどん完成していた時期で(そして後にどんどん破綻していくわけですが。大阪ドーム、フェスティバルゲート、アジア太平洋トレードセンター、WTCコスモタワー等々)、この公園にある区画整理の記念モニュメントもムダに大きく、バブルの名残を感じさせます。
公園敷地は一般道路で2つに分けられており、南側がモニュメントのある広場、北側が健康器具の置かれた人工芝敷の広場になっています。
モニュメントのある広場は、モニュメント以外にはこれと言って特徴がなく、どういう利用を考えてつくったのかピンと来ない構造です。
あえて言えば、大阪ドームの下層を通る道路と行き来しやすいようになっており、公園の出入口からモニュメントの足元をくぐって、この階段までが一直線になっているので、通り抜けをメインに考えていたのかも知れません。
北側の広場は、外周の植栽地を除くほぼ全面が人工芝になっています。
スポーツ施設ではなく、このような広場で全面が人工芝になっている例はあまり見かけないのですが、整備当初から土埃が舞うことが懸念されてこうなったのかも知れません。
こちらのブロックも幼児向けでもなく、高齢者ニーズに応えるでもなく、ゆったりと憩えるわけでもなく、どうにもピンと来ないというのが正直なところです。
ドームをつくるための開発事業の中で、なんとなく作っちゃったのかなぁという印象の公園でした。
(2015年2月訪問)
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