日本の都市公園は約10万ヵ所。その1/100なら行けるだろうと思って始めた覚え書きですが、1000ヵ所を超えても続いています。揺れる動物も集めています。

2015年1月27日

910/1000 明親公園と松原公園(神戸市兵庫区)

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神戸市兵庫区に市立明親小学校があります。1868年(明治元年)に地域の有力商人や名主らによって設立された近代的な学校「明親館」を出発点とする学校として、「神戸市で一番古い小学校」とされています。

その明親小学校の隣に松原公園があり、さらに細い道路を挟んだところに明親公園があります。学校に近いほうが明親公園だと気分がスッキリするのですが、そうなっていない理由はよくわかりません。
2つの公園が隣接しているため、少し広い明親公園は小学生向けの遊具、狭い方の松原公園には幼児向けの遊具が設置されており、両公園の住み分けが意図されています。

明親公園の遊具で目立つのは、No.907の大倉山公園にもあった大型滑り台。コンクリート製の滑り台に、鉄パイプのラダー遊具を組み合わせたものです。
大倉山公園(神戸市)の同型遊具

滑り台の下にあるラダー部も凝った作りになっており、座ったり寝転んだり、渡ったりぶら下がったりと、色々な遊びに使えそうです。

その周りに、プレーウォールの付いた砂場、ロケット型のラダー遊具など個性的なデザインのものがあり、外周部にはブランコ、鉄棒などが配置されています。

ちなみに阪神・淡路大震災から1週間後に公園利用状況の調査を行なった際には、こんな風に利用されていました。
滑り台の下のラダーはベッドに(?布団置き場かも知れません)、
1995年1月撮影 (株)総合計画機構 所蔵

砂場にはドラム缶で火が焚かれ、周りにベンチやソファーを集めて集いの場になり、
1995年1月撮影 (株)総合計画機構 所蔵

ロケットは布団置き場になっていました。
1995年1月撮影 (株)総合計画機構 所蔵

また、20年前の写真を見ると、滑り台は大きな砂場の中に滑りこんでいたり、ロケットもその砂場の横にあったりと、今とは遊具の配置が異なっています。
このように古い遊具を見ると、つい開園当初からずっとそのままのように思ってしまいがちですが、必要に応じて古いものを活かしながら再整備されていることに気付かされる例です。

続いて松原公園は、北寄りにまとめて小さめの複合遊具、砂場、揺れる動物が置かれており、後は広場という構造です。

広場部分は隣の明親公園と門一つで繋がっていますが、公園側に受け口となる園路がないことから、当初は学校との一体化が考えられたものの、だんだんと積極的な連携はしなくなったのだろうと思います。

パーゴラの脇にあるスツールは、立方体状の整った形のもの。

一瞬、No.189 扇町公園で見かけたプールの飛び込み台を活かしたというモニュメントのことを思い出しましたが、間隔が狭すぎるので、さすがにそれとは違うようです。
扇町公園(大阪市)のモニュメント

それとは別に、車止めも兼ねた非常にコンパクトなスツールもたくさん設置されており、幼児の遊びを見守るお母さん方や近所の方々が座って休みやすいようになっています。

ということで、2つで一つのような明親公園と松原公園ですが、間に挟まる道は普通の一方通行路なので、横断歩道を渡るときには注意が必要です。
小学校も近いことですし、できれば交差点にハンプ(車を減速させるための凸型の出っ張り)を設けるなどの対策があればと思いました。

(2015年1月訪問)

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