神楽公園は、神戸市長田区を流れる新湊川の西岸、神楽町1丁目ではなく、その北に隣接する細田町1丁目にあります。公園ができてから、町名変更や境界変更があったのでしょうか。
公園内は、三角形をした敷地の南半分が土敷きの多目的広場、北半分が芝生敷きの園地になっています。
遊具は、芝生の中に幼児向けの小ぶりな滑り台がひとつだけ。
芝生広場の中でも、西半分は築山になっており、その頂上からせせらぎが流れるようになっているのですが、訪れた時は乾ききっており、しばらく流れた気配がありませんでした。
水が流れる公園というのは魅力的なのですが、人工の用水を引き回したり、ポンプで地下水を汲み上げる構造の場合は、節電・節水、機械の老朽化などの理由で止まりがちです(地下水には、水質・水量の問題もあります)。
とくに東日本大震災後は自治体の節電意識が高まっているため、ポンプを止めていることも多いので、これから扱いを考えていく必要がある種類の施設です。
また、園内には「神戸市立 大橋中学校発祥の地」の碑があります。
かつてこの場所にあった大橋中学校は、阪神・淡路大震災によって大きな被害を受けたために、将来的な生徒数減少も視野に入れて移転・統廃合がおこなわれました。
横には”この碑は、旧大橋中学校校門横に設置されていた校名碑をもとに制作しました”と書かれています。
しかし、この公園でいちばん気になったのは、車いす用の出入口を見事にふさぐ違法駐輪(そして干し物)。
おそらく近くの会社に勤める方が便利な置き場代わり、物干し代わりに使っているのでしょう。ストリートビューで訪問4ヶ月前の映像を見ても同じように置かれているので、おそらく常習的なものだろうと思います。
よりによってここしか通れない車いす用の出入口をふさがなくとも、と少し残念な気持ちになった神楽公園でした。

(2014年6月訪問)
【2024年7月追記】
さて、記事を書いてから10年あまり。
時々は横を通るのですが、外観には大きな変化がないので記事を更新することもなかった神楽公園に、地元の高校生たちに発案により、バスケットコートができると聞いて訪ねてみました。
公園南側の多目的広場のいちばん南端に、スリーバイスリー(3x3)サイズの真新しいコートができていました。
以前は3on3、ストリートバスケと呼ばれていた3人制バスケですが、最近はオリンピックの正式種目になり、コートサイズも公式ルールが定められました。オープニングイベントで人も多かったので測ったわけではありませんが、たぶん公式サイズのものだと思います。
この日は近所の小中高生が、プロの神戸ストークスの選手たちと交流対戦できるというイベントで、たいそう賑わっていました。
この公園の管理にも高校生たちが関わっていくという話も聞かせてもらったので、また折に触れて覗いたみたいと思います。
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