神戸市内には、学校と公園を一体的に整備した例がいくつかあるのですが、ここは道一本挟んでおり、完全に一体ではありません。
園内は中央部を大きくネットフェンスで囲われた多目的広場が占めており、園内での実感としては敷地の７割方がフェンスの中です。
しかし面積は約3,000平米と決して大きな公園ではないため、フェンス南側の通路はこの通り。自転車がすれ違うのも困難です。
しかしもっと大変なのはフェンス北側。多目的広場が使われている時は、この鉄製の階段で擁壁上に回らないと通れません。擁壁上は、本来は植栽スペースなので園路はなく、木の枝をよけながら歩くことを余儀なくされます。
公園の形状としてはあまり納得いくものではありませんが、この状況を許容してまでフェンスを立てねばならぬほど、少年野球が盛んなのか、あるいは近隣住戸とのトラブルが絶えなかったのか、どちらかだと思います。
残ったスペースのうち、フェンスの東側は大人向けの健康器具、西側はブランコや複合遊具など子供向けの遊具がある小広場になっています。
色々言いましたが、どちらもまちなかのプレイロットくらいの面積は確保できています。
ちなみに多目的広場を避けて階段を上った擁壁上に震災復旧記念植樹があります。
あまり目立たないので、もう少し良い場所にしてあげたかったのですが...
●「阪神・淡路大震災モニュメントマップ」はこちら
（2014年5月訪問）
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