神戸市中央区の琴ノ緒町は、神戸のターミナルである三宮駅の東北側、JR・阪急の高架に沿う町です。琴緒公園は、その町に真ん中辺りにある小公園です。
ちなみに「三宮」という地名は、神戸の式内社・生田神社に連なる一宮~八宮のうち三宮神社に因むものですが、琴緒公園の目の前には二宮神社があります。
JR三ノ宮駅からの距離だけなら二宮神社の方が近いくらいなのですが、1931年までは三ノ宮駅が今よりも700メートルほど西にあって、もっと三宮神社に近かったようです。
それはさておき琴緒公園。
ターミナル駅に近いとはいえ、周囲は低層の住宅も多く残る中にマンションや事務ビルが混じる地区で、公園も完全に児童公園タイプです。
遊具は滑り台、砂場、ブランコ、そして鉄棒と、児童公園の定番ばかりです。古臭いといえばそうなのですが、付近にマンションも増えている中で、まだまだ活躍する公園だと思います。
この時も子連れ、孫連れの利用者がいたので、写真は少なめです。
公園の時計は「ゆびきりどけい」。なんとなく、ドラえもんのひみつ道具のような響きです。
形は神戸市のほかの公園にもあるものですが、このネーミングは見たことがないので、この公園のオリジナルかも知れません。
(2014年5月訪問)
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