市街地ではやや広く思える1300平米ほどの敷地を持ち、趣きのある園名標柱、ちょっと面白い鉄パイプ遊具が見られる公園です。
園内はこのとおり。彩り豊かなブランコ、ラダー遊具、タワー、球形ジャングルジムなどのパイプ遊具が並びます。
一番面白そうなのは、あえて重なるように並べた4つの太鼓橋ラダー。ラダーからラダーへと乗り移ったり、高い方から低い方へと飛び降りたりと、色々な遊びが考えられます。
もっとも、落下時の安全確保や利用の交錯を避ける今の安全基準では、なかなかできない配置です。
足下に花が咲いているのもおしゃれです。草茫々だと悲しくなりますが、これならOK(花の時期限定)。
こちらは古い公園で時々見かける、ランプのように傘が乗っかったタワー型の遊具。外側に斜めに走るパイプ部分も上り下りに使って遊べます。
ベンチはコンクリート製の擁壁一体型。非常に長持ちするでしょう。
あと面白いのは、外周の高木植栽は鍵のかかるドアの向こうにあること。なぜゆえ?
ちなみに阪神・淡路大震災の1週間後は、こんな感じでした。
タワーの下にマットや布団のようなものが集まっているのは、この小さな屋根の下で夜露をしのいでいたのでしょうか。
よく見ると、背景のラダー遊具の並び方が現在とは違っていることにも気づきます。
1995年1月撮影 (株)総合計画機構所蔵 |
また公園内のあちこちに、一斗缶を使って火を焚いた跡がありました。こうした経験が「かまどベンチ」という商品に活かされているのですが、ベンチをかまどにしてしまうと、座るところ・寝転んで休むところがなくなってしまうのが難点です。
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