瓦町公園は、鳥取市の旧市街地にある小公園です。本ブログではお馴染みになってきた「鳥取市街地の奥まった公園」とは異なり、公園の園路ではなく、市道と思われる2.5m幅くらいの道路の奥にあります。
両側を自転車屋さんの店舗に挟まれた路地の奥、わずかに樹木が見えるでしょうか。
公園そのものは道路に面した出入口が一つだけ、周囲は古い住宅地に囲まれています。
遊具は古いブランコと滑り台、砂場くらいです。公園全体の清掃などは一通りされているようなのですが、砂場は草ぼうぼうで使われていない雰囲気です。
ちょうど訪問時には愛護会、自治会などの方々が美しい花壇をつくっており、訪問時にちょうど開催中だった全国都市緑化とっとりフェアの「まちなかスポット」となっていました。
参加された方によれば、花壇づくりのコンセプトは「日陰でよかった!とマイナスをプラスに変える」試みということで、ヤブランやノリウツギなど日陰でもよく育つ種を上手に使っておられました。
花壇はきれいなのですが、公園そのものが目立たないところにあるのが残念でした。
そしてもう一つの残念は、公園の入口を物干し場にしている人がいたことです。公園を身近に、自分たちの庭のように感じていただくのは良いことなのですが、行きすぎは困りもの。
せっかくのイベント時にこれでは、頑張っている人たちがたまりません。
そして、鳥取市の条例に付帯する都市公園一覧表では1991年(平成3年)供用開始となっています。滑り台に付いていたメーカーのマークらしきものなど、遊具の雰囲気は平成に入ってから整備されたものには見えないので、元々は児童遊園など別制度に基づく公園だったものが都市公園となったのが1991年なのかも知れません。
(2013年10月訪問)
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