みだまえ公園は、日暮里・舎人ライナーの谷在家駅から3分ほど歩いたところにあります。あたりは、間違いなく市街化された住宅地なのですが、街区割りや土地利用などにそこはかとなく農村っぽさが垣間見える、非常に足立区っぽい町です。
公園名は、正式名称がひらがな表記なのでよくわかりませんが、神社への供物となる米を育てる「御田」に由来するものではないかと想像します。
公園の概観としては、非常に高木が多く、外周部だけでなく広場の中ほどにもサクラやクスノキ、イチョウ、カシ類などが植えられています。
全体的に平坦な足立区では、軽く盛土をして山を作っている公園が目につく気がします。
遊具もあるのですが、樹の下にひっそりと置かれている印象です。
そのほか目に付いたものは、こちらのトーチカみたいなトイレ。
無骨な外観、狭く開けられた覗き穴(窓)に加えて、屋根の鉄条網が軍用施設らしさを醸し出しています。意識してのこととは思えませんが、ひとまず「おもしろトイレ」のラベルを付けさせていただきます。
そして、こちらのイラスト看板。
公園愛護会の方が建てたものではないかと思われますが、爺さんっぽいイラストがよく効いていて、不法投棄に困っている様子がよく伝わってきます。
また、ここのように近所の方が管理を受け持つ身近な公園は、「みんなの公園」なのか「私たちの公園」なのか、意識の持ちようが難しいことを感じさせてくれます。
「みんなの党」の英名は “Your Party” なわけですが、この看板を立てた方の「みんなの公園」はイコール “Our Park” なのですね。できることなら誰もが “Everyone's Park” と捉えて、マナーを守って欲しいと願います。
(2013年9月訪問)
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