文京区の向丘一丁目遊び場は、本郷通に面した小公園です。ただし道に面した1つだけの出入口の間口は狭く、奥へ行くと広くなる旗竿型の敷地をしています。
近くには公園や児童遊園と名付けられたオープンスペースもあるのですが、ここは文京区の要綱に基づく「一時開放遊び場」に分類され、“都や区の公有地あるいは民有地の空地を利用し、一時的に遊び場として子供たちに開放する”ものにあたります。
とは言え、こういう制度は始めるとなかなか止められないの面があり、ここも開園は1974年(昭和49年)。もう50年以上も「一時的に」開放されています。
自ら遊び場と名乗るだけあって、小さい割には遊具が充実しており、滑り台、ブランコ、砂場と、一通りのものが揃っています。
こうした「都市公園ではない遊び場」では、一般的な都市公園と比べて、古くなった遊具の入替えが遅れがちなことが良くあるのですが、ここについては、そんなこともなさそうです。
出入口も開放時間も限られるのですが、利用者はかなり多そうな向丘一丁目遊び場でした。
(2025年5月訪問)





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