No.524の関原中央公園から200メートルほど離れたところに、関原防災ふれあいの森公園があります。
関原中央公園が後付けで「関原防災広場」と名乗っていたのに比べると、こちらは公園名からして防災を持ってきています。
それだけ市街地の防災条件は難しいところで、街区の奥の方には幅2メートルもないような細街路、未舗装路が入り組んでおり、そうした所から、この公園を通じて幅広の道路へと接続できるようになっています。すなわち、災害時の避難路の機能を持つ公園だと言うことです。
言葉に書いても分かりにくいのため写真で。
例えば公園北東側の園外から、公園の出入口。
こちらは公園南西側で、園内から園外を見たところ。
どちらも、地震で住宅が少し崩れたり屋根が落ちたりしたら、たちまち塞がれてしまうような細道に向かって公園の出入口が開いていることが分かると思います。
「楽しく遊べる場所」だけではなく、色々な機能を持ち合わせるのが公園緑地なのですが、ここは「通り抜け」「避難地」機能をかなり重視しているため、その他の機能は弱めです。
中央に広場をしっかりと取り、この細長くて人目の届きにくい場所に滑り台と砂場をはめ込んでいるあたりに、それが感じられました。まぁ良し悪しですね。
(2013年6月訪問)
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