日本の都市公園は約10万ヵ所。その1/100なら行けるだろうと思って始めた覚え書きですが、1000ヵ所を超えても続いています。揺れる動物も集めています。

2013年9月4日

450/1000 沢渡中央公園(横浜市神奈川区)

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沢渡中央公園は、横浜駅西口から北へ7~8分ほど歩いたところにあります。
もともとは旧・通産省の繊維試験所(現在は統合・独法化されて産業技術総合研究所)があった場所を1984年(昭和59年)に公園としたもので、当初から防災目的のため市民防災センター(消防署&展示施設)と一体的に整備されています。

ここに限らず、東京や横浜では「以前は国の施設があったけれど筑波に移転したので、跡地を公園にした」というものをちょくちょく見かけます。
日頃は「筑波に研究学園都市をつくった」ことの方に目が向きますが、都心部から見れば新しい公共オープンスペースを生み出す契機だったわけで、この公園では、そのあたりがしっかり記念されています。
沢渡中央公園(横浜市神奈川区)

●沢渡中央公園建設の碑
ここは、元通産省工業技術院繊維高分子材料研究所が建てられていた場所です。この研究所は昭和5年に中区より移転し、昭和54年に筑波研究学園都市へ移転するまでの約50年間、生糸の品質検査にはじまり、その後時代の変遷に伴う繊維材料の多様化から、新繊維の研究開発等に多くの成果をあげた研究所です。又技術革新とともに名称も、絹業試験所、繊維工業試験所を経て、繊維高分子材料研究所となりました。
この研究所の跡地は、県下第一の商業業務集積地である横浜駅西口に近く、災害時に備えて防災施設が必要とされていました。そこで、ここに、消防・防災機能を有する市民防災センターを建設するとともに市民の憩の場として、又災害時には一時避難場所としての機能を有する公園を建設しました。
昭和59年3月 横浜市長  細郷道一



こちらが市民防災センター。公園側には展示施設の出入口が開いています。
中は火災、地震、水害などに関する展示と、地震体験や暗闇体験などの災害体験ルームなどがあります。できてから30年が経ちますので、展示内容や展示品にやや古いところがあるにはありますが、それでも結構学べるものになっています。
沢渡中央公園(横浜市神奈川区)

防災センターの玄関前は、公園の広場になっています。
同じような大きさで並ぶケヤキは、公園ができた時に植えられたものでしょう。
東日本大震災の折には、この広場に帰宅困難者や一時避難者がたくさん集まったと聞きます。
沢渡中央公園(横浜市神奈川区)

公園の西端の方は、No.448の上台町公園でも登場した崖地の続きに接しており、いくぶん湿っぽい感じになっています。
植えられている木々も、やや過密で、種類も大きさもまちまちです。とくに大きなものは、以前の研究所の頃からあったものではないかと想像します。
沢渡中央公園(横浜市神奈川区)
沢渡中央公園(横浜市神奈川区)
沢渡中央公園(横浜市神奈川区)

こうした大木のせいもあって、神奈川県下第一の商業・業務集積地から徒歩10分かからない場所とは思えない、落ち着きのある公園です。
崖下の湿っぽいあたりをもう少しきれいに改修できれば、もっともっと使い勝手があがるように思いました。
沢渡中央公園(横浜市神奈川区)

(2013年4月訪問)

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