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2013年6月28日

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那覇港に近い那覇市・辻地区は、琉球王朝の時代からの遊郭街でした。明治になって沖縄県が誕生してからもそれは続きましたが、沖縄戦の空襲で焼き尽くされ、戦後は料亭街、私娼街として再建されていき、現在ではソープ街の様相を呈しています。
そんな辻地区のド真ん中、辻2丁目にある小公園が辻公園です。

下の写真は隣にある市営住宅のそばから辻公園を見たところ。公園の向こうにある3階建ての建物はソープランドです。

公園内は、草混じりの芝生広場とトイレ、樹木植栽、あとはスツールと公園灯があるくらいです。場所柄もありますので、あまり色々と施設を入れるよりも、これくらいシンプルで見通しの良い構成のほうが管理もやりやすいと思います。
辻では遊郭時代の伝統を受け継ぐ「ジュリ馬(行列)」という行事がおこなわれており、この時にはこの広場が使われるそうです。

しかし、ただシンプルなだけにはならないのが沖縄の公園。ほぼ唯一の施設といえるトイレには謎のこだわりが込められています。

コンクリート打ちっ放しに曲線を多用したお洒落なデザイン。まるでデザイナーズマンションのようですが、公園のトイレ(兼倉庫)の外観です。しかし、建物の横に付いている階段は何?

じつはトイレの上に登れるようになっています。

No.333の与儀げんき公園のようにトイレの屋上から滑り台というわけでも、また屋上が緑化されて憩えるというわけでもなく、ただ登れるだけです。
そしてさらに言えば、屋上に登ったところで見えるのは周りのソープ街。

屋上から見下ろした公園の全景。

屋上から眺める沖縄県特殊浴場協会事務所の建物(ズーム)。

う~む...
遊具代わり、あるいは健康運動の場とでも理解すべきか...

(2013年2月訪問)

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