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2013年6月10日

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ある土地が公園になるのにも、その時々で色々な理由があるもので、何十年も後になってパッと見ただけでは「なんでこんな場所を公園に?」と思うことは多々あります。
富山県庁から富山駅に向かって歩いている途中に見つけた宝町一丁目公園も、そういうタイプの公園です。

駅前の繁華街の中で、料亭と駐車場とに三方を囲まれた間口4m、奥行きは20mほどの細長い短冊形の敷地。
奥の方にプレハブ倉庫が置かれているのと、若干の植栽のほかには公園らしい施設はとくにありません。
宝町一丁目公園

いちおう花壇のようなものもあるのですが、長い間使われた気配はありませんでした。
宝町一丁目公園

隣接する料亭の建物からは出入口が通じており、直に出入りできるようになっています。
料理人が出てきてタバコでも吸うのにちょうど良い感じですが、ツタの絡み具合や放置された植木鉢の感じからして、実際はほとんど開閉されていない雰囲気です。
またプレハブの裏側が道路からの死角になっており、防犯上あまり良くない配置です。
宝町一丁目公園

細長い短冊状の形状から、おそらくは町屋一軒分を買収して公園とし、密集市街地の環境改善、自治会の防災用具の保管場所などとして活用しようといったコンセプトだったと思われます。もしかすると、将来的には隣接用地も買い足して、もっと大きな公園にする計画なのかも知れません。
計画段階では「ごく狭い土地でも、まったく無いよりはマシだろう」という判断があったのではないかと想像しますが、やはり間口が狭く、三方を囲まれている土地というのはオープンスペースとしては厳しいようです。

(2013年2月訪問)

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