尼崎の競艇場の隣にあるのが水明(すいめい)公園です。
と書きましたが、都市計画上は競艇場の敷地も含めた約14.3haの総合公園で、そのうちの2ha弱が開園済みということになっています(競艇場部分は未開園扱い)。
市街地で2haといえば、けっこう広い公園という印象を持ちますので、本ブログでは「大きな公園」に分類しておきます。
さて、公園の北~西あたりはクスノキなどの大木に囲まれて、遊具があちこちに散らばっている広場になっています。
遊具広場と呼ぶほどには一まとまりになっておらず、色々な遊具で遊ぼうと思うと広場中を駆け巡らねばならないので、子供たちも大変です。
目立つのは大きな砂場の中に立つ山遊具。
半分が山になり、もう半分は滑り台付きのガケになっているタイプです。
新しいところでは、なんと呼ぶべきか適当な名前が思いつかない遊具。
登ったり、滑ったり、しがみついたりして遊べます。
幼児向けの複合遊具やブランコなんかもあります。
広場の北の端には、阪神電鉄の路面電車(国道線)を走っていた車両が保存されています。
簡易なものですが屋根も架かっており、比較的保存状態は良いように思います。
しかし車両の間際まで植栽が植えられており、あまり見せようという気がないように思えます。
それもそのはず、じつはこの車両は単純に保存展示されているわけではなく、中は集会所か倉庫かなにかとして利用されているようで、ガラス窓越しに洗濯物を吊してあるのが見えました。
なにしろ尼崎市の公園では「はずかしい干し物」は禁止ですので、そこだけは気をつけていただきたいと思います。
足を転じて競艇場の近くに回ると、こちらにはバラ園や球技用のグラウンドなどがあります。
訪れたのが冬だったためバラの写真はありませんが、花壇の規模はけっこう大きいので、花の季節には美しくなることと思われます。ちなみに壁の向こう側が競艇場で、中の様子を見ることはできません。
以上、ボートレースの開催中は絶え間なくモーターの音が響く水明公園でした。
(2013年1月訪問)
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