神田公園は、このブログではおなじみの、関東大震災からの復興小公園です。
この公園とセットだったのは、道一本挟んで東側の神田小学校。1993年(平成5年)にほかの2校と統合され千代田小学校となりましたが、旧校舎があった場所に「神田さくら館」という複合ビルが建てられ、そこに小学校が収まる形で今もそこにあります。
神田さくら館は、5階建てのビルの中に小学校、幼稚園、図書館、教育研究所が入居しており、学校が使っていない時間帯はプール、体育館、音楽室、家庭科室などを区民に貸し出すという生涯学習施設にもなっています。
学校が主である「学校開放」ではなく、複合施設の中で学校も一般区民も室を共有するという感覚が非常に都心的です。
さて、写真右手にある、さくら館から道を挟んだところにある神田公園。左手にもビルが迫っているので、写真ではビルの谷間という風に見えますが、実際はそれほど圧迫感はありません。
神田の公園などと聞くと「祭りでぃ、神輿でぃ、火事と喧嘩は江戸の華!」といった賑やかなものを想像してしまいますが、実際は至っておとなしい公園です。
2本並んだイチョウの樹がよく目立ちますが、秋の終わりになって2本の色がまるで異なるというのも面白いものです。
小学校、幼稚園が目の前だからか、ブランコは座板式とイス式の2種類。年齢に応じて上手に使い分ける事ができます。
その横には華やかな色使いの複合遊具があります。
幼児プールがあり、水のない時期はいちおう立入禁止なのですが、大人たちは知ったこっちゃありません。みんなで輪になってお弁当を食べるのにちょうど良い場所になっています。
プールの横には、池とも水たまりともハッキリしないものがありました。夏に来れば、なにかわかるのかな?
(2012年11月訪問)

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