No.203の新都心公園の北端と道を挟んで斜向かいにあるのが安岡ガジュマル公園です。
こうした「植物名」や「動物名」の付いた公園には2通りあり、1つは旅館の部屋名やニュータウンの町名のように単にきれいな花や親しみやすい動物の名を冠しているもの(「松の間」や「雲雀ヶ丘」のような佳名のことです)、もう1つは公園に実際にあってシンボルとなるものの名前を冠しているものです。
前者はNo.58のチャービル公園のような例ですが、ここ安岡ガジュマル公園は後者にあてはまります。
シンボルのガジュマルは、樹高10m近くあるでしょうか。樹の下に座っている人と比べると大きさが一目瞭然です。
公園内から見ると足下が一段高いところにあるので、一層大きな樹に見えます。
枝張りも立派なものですが、気根が発達しすぎて本当のところ何本の樹でこの姿なのかよくわからないほどです。
公園そのものはさほど大きなものではなく、周辺の都市開発の中で、この樹を残すために周りを公園にしたことがありありと出ています。
そのため、公園内には広場、ブランコ、東屋、トイレくらいしかなく、主役はあくまでガジュマルです。
誰が置いたのか、東屋の下にはガジュマルを眺める特等席がありました。
(2012年10月訪問)
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