黄金森というのは、公園があるあたりの斜面地の森の旧来からの呼び名で、近くにある泊小学校の校歌にも歌われています。
いまは宅地造成が進んだために森の姿はなく、また地形の微妙なところもわからないのですが、きっと往時の方々にはタカマサイと黄金森は一続きとは言え区別できる違いがあったのでしょう。タカマサイの方は烽火台があったというので凸部が突き出ていたのかも知れませんし、「タカマサイ原」とも呼ばれていたというので、森ではなく草地になっていたのかも知れません。
さて、現在の黄金森公園は那覇新都心の開発に伴って整備されたもので、15mほどの高低差がある斜面地の上下を遊歩道で繋いだような格好になっており、上段と下段とではずいぶん雰囲気が違います。
上段はNHK沖縄放送局や那覇新都心郵便局などがある業務エリアに隣接しており、またすぐ横には大規模マンションが立ち並んでいて、都心の前庭のような形になっています。
丘陵地の突先を広場にして、西側に広がる那覇の旧市街地への眺望を楽しめるようにしてあり、夜景や夕景などが美しいのではないかと思われます。
下段は遊具広場。中規模の複合遊具をメインに、ブランコ、トイレ、自販機などがあります。
上下をつなぐ斜面地の遊歩道は、階段が多く移動には難儀します。
遊歩道の途中に「黄金森」の拝所らしきものがありました。
この拝所の周りもそうなのですが、黄金森の名前を残すわりにはあまり樹木は多くなく、さほど森の雰囲気はありません。管理上の手間とのバランスは考えねばなりませんが、斜面部にはもう少ししっかりした樹木植栽を進めても良いように思いました。
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