JR両国駅を南側に出てすぐ、駅直近マンションのいわゆる開発提供緑地(一定規模以上の開発をおこなう際に、周辺のまちづくりのために敷地の一部を緑地や遊び場として開放・提供するもの)です。
開発提供緑地はそういう出自なので、たいていは道路の一部のように、あるいは建物の外周りの植栽が少し広がっているかのように目立たないものが多いのですが、ここは自己主張が強めです。
相撲タウン両国ということで、デザインは見まごう事なき土俵。
建物敷地の角を丸く切り取った広場に、タイル貼りで二重円が描かれ(二重土俵ではないようです)、中の円には仕切り線、ご丁寧に徳俵まで描かれています。
さらにその周りには屋根柱をイメージさせる石のスツール。現在の国技館では見られないものまで設置されている凝りようです。
ぜひ近隣にお住まいの相撲取りの皆さんも、時々はこの広場で足を止めてもらいたいものです。
(2012年8月訪問)
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