甲子園球場から南西へ約1.5km、球場近辺の駐車場が混み合う試合日には、このあたりまで車を停めに来る人が見られます。
遊具の目玉は、標高8mの丘の上から降りてくるローラー滑り台。全国各地で見れば桁外れに長いものがありますのが、阪神間の市街地ではなかなか見られない長さです。
「海岸沿いの公園に盛土された丘」という立地が、東日本大震災の津波で奇跡的に避難場所となった仙台市海岸公園の冒険遊び場にも似ていますが、ここは背後にURのマンションが並んでいますので、少し頑張ってそちらまで逃げた方が良いでしょう。
勾配がきついので、小さな子が少しだけ勇気を振り絞って滑る姿が微笑ましいです。
もうひとつ、広大な砂場も目玉なのですが、すべり台に比べるとイマイチ人気が無いように見受けられます。
これだけ大きな砂場はなかなかありませんので、どこかの温泉地の千人風呂みたいに、「千人遊べる千人砂場」といったネーミングで宣伝しても良いかも知れません。
写真中央部が延々と砂場です |
ちなみに、この公園と南側の岸壁の一帯は兵庫県の広域防災拠点になっており、救援物資の保管場所(倉庫)が設けられているほか、災害時には公園全体が自衛隊など救援要員のキャンプとなることが定められています。 そんな関係もあってか、公園からも見える岸壁の部分で消防や警察の訓練がよく行われているので、運がよければ子供たちの大好きな特殊車両が集合している場面に会うことできます。
●甲子園浜海浜公園のHP
(2012年4月訪問)
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