初音森(はつねもり)児童遊園は、浅草橋にほど近い、神田川南岸にある小さな遊び場です。
小さくて高木も少ないので「どこが森なの?」と思いましたが、よく見ると隣の近代的なビルが初音森神社で、もともとは付近一体が初音森と呼ばれる土地だったようです。
1階の鳥居をくぐり、2階の拝殿に向かう途中の踊り場のようなところに、由緒書きがありました。
■初音森神社由緒
当神社は元弘年間(1330年頃)に創祠され、豊受比売命(宇迦之魂神)を祀る。文明年中、太田道灌公により大社殿が建てられた。当時、初音之里と呼ばれ奥州街道添い樟木等の生い茂った森、すなわち後の初音の森が現在の馬喰町靖国通り交差点の辺りであった。尚この処を初音の里と稱え日本橋四之部、馬喰町、横山町はその中心に位置し、社殿建立によって付近の産土神として信仰をあつめた。天文20年(1551)社前に馬場が出来、初午祭には馬追いの催し等が行われ、天正日記に初音の馬場を当時の博労(馬喰) 高木源兵衛預りの記録がある。徳川幕府の入府後、この所が見附番所(浅草見附門) 建設にあたり境内地の半分程が削られ、更に明暦3年の大火後、その別当地(神社をお守りする寺)も関東郡代屋敷用地となり、現在本社のある墨田区千歳に替え地を拝領し遷宮。今日に及ぶ。昭和23年旧蹟の一部であるこの所(現地) に神社を建立し、昭和48年12月神殿及び儀式殿を近代建築とした。
さて、戻って園内。「ビルの谷間」と呼ぶのが相応しい敷地に、樹脂製の小さな山遊具と、動かない動物遊具が2体。
昔だったら人研ぎコンクリートで作られていたタイプのものですが、幼児が上って、下りて、滑り台代わりにも使える山遊具です。
動物遊具は、ウサギと小鳥。むかしの初音森に住んでいた生き物たちです。
通り抜けると神田川。でも、堤防が高いので、直接に川面を眺めることはできません。
堤防側に渡って、公園側を振り返ります。
ビルに囲まれて、意外に静かで落ち着ける初音森児童遊園でした。
(2025年12月訪問)









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