滝野川八幡神社へ向かう南北道路が八幡通り。これに面したところに、八幡通り児童遊園があります。
ただし、この八幡通りが坂道になっているところの高低差を、公園側の地盤を高くすることで処理しているため、通りから園内に入るには数段の階段を上らねばなりません。
こういう場合、通りから園内が見えにくくなることもあるのですが、ここはほどよく開口しており、園内の様子がよく伝わってきます。
ということで、楽しげな遊具に誘われて園内へ。
一口でうまくいえないのですが、滑り台のデッキ部分がとても長くて、そこに何本かの登り棒が接続している複合遊具です。
遠目に見た時は、ケヤキをグルっと取り囲んでいるのかと思いましたが、実際のデッキは半円状です。
ケヤキ本来の樹形なら、デッキの方まで太枝を伸ばして来て、デッキから木登りができたと思いますが、そこはスパッと切り落とされており、あまり危ない遊びはできないようになっています。
滑り台はもう一つ、幼児向けのゾウさん型のものもあります。
少し塗装が傷んできているので、もう一度、可愛らしく塗り直してあげたいところです。
あとはパーゴラ、揺れる動物遊具、小さな砂場などが、八幡通りに近い遊具コーナーに集まっています。
そして、反対側は一面の土敷きの広場。
非常にシンプルですが、高木並木で程よく縁を切って遊びを交錯させないようにして、それでいて行き来はしやすいという、わかりやすい構造になっています。
この広場の地下には、洪水防止のための地下貯留施設が埋まっているそうです。
ここで、八幡通りとの高低差が活きてくるわけですね。
小さな園内にも工夫が詰まった八幡通り児童遊園でした。
(2025年5月訪問)











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