滝野川3丁目公園は、2022年(令和4年)に開園した、まだ新しい公園です。
遡れば軍用地、戦後は公務員宿舎があった場所で、それを北区が買い取り、半分くらいを高齢者住宅に、もう半分くらい公園にしたようです。
前面道路からは2m以上高くなった南北方向に長い敷地の、北側に遊具などの施設、南側に広場を取っています。
付近は、木造住宅や細い街路が多く、防災上は危険性が高い地区なので、この公園も防災目的への期待が大きいと思われます。
その役割の中心は、北側の広場。1面の草敷きで、周りを園路が1周しています。
高齢者住宅に近いので、園路沿いには軽い運動用の健康器具が並びます。
北側の遊具コーナーとの境界あたりには防災対応型のトイレや、井戸付きのマンホールトイレが設置されています。
そして遊具コーナー。
メイン遊具は、2つの滑り部を備えた複合遊具です。
遊具の周りは、たぶん初めは木チップを敷き詰めていたのだと思いますが、3年の間に、ただの少し柔らかい黒土になっています。
ネット遊具の周りも、同じくです。
でも、遊具の構造や配置によって、どうしても子供たちが踏みつけにくい場所というのがあって、そこだけ草が生えているのが面白いところです。
でもブランコの周りだけは、しっかりと柔らかい舗装が敷き詰められています。
これはブランコそのものが、体に障害がある子供たちでも乗りやすい形状のものが採用されていることの関係でしょう。
遊具コーナーは一本道の園路を挟んで、児童向けと幼児向けとが分けられています。
幼児向けの方にも小ぶりな複合遊具や、3ヶ国語カバ、揺れる動物遊具、砂場などがあり、
遊具点数については、幼児向けのほうが充実している程です。
ただ、広場にはパーゴラがあったのですが、遊具コーナーには木陰や日陰がまったくないので、夏場は少し厳しいかも知れないと思った滝野川3丁目公園でした。
(2025年4月訪問)












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