世田谷区の大道北(だいどう・きた)記念公園は、町名では上祖師谷6丁目にあります。
そして何を記念しているかというと、園内に大きなモニュメントと記念碑が建てられている「大道北土地区画整理事業」だと思われます。
6本の石柱が力を合わせているモニュメントの横には、かつての風景写真かなにかがプリントされた記念碑兼解説板もあるのですが、劣化が激しく、文字はかろうじて読めるものの、写真はまったくダメになっていました。
ただ、この解説文で、「大道」が、No.4007 上祖師谷神明公園で登場した滝坂道といわれた街道だということを学びました。
さて、公園面積はざっくりと1,700平米弱。三方向で道路に接する南向きの敷地で、区画整理地の公園としては、非常に良い場所をあてがわれています。
その中を3つのブロックに区切り、モニュメントの周りの舗装されたエントランス広場、その隣の小さな芝生園地、奥にひとまとまりの芝生広場という構成になっています。
トイレもあるエントランス広場は、普段はそれほども使い道がないように思いますが、災害時などに車を乗り入れたり、テントを張ったりするのにはとても役立つスペースです。
こちらは小さな芝生園地。訪ねた時は養生中で入れませんでした。
周りが低木植栽で仕切られているので、小学生たちが元気に遊び回る芝生広場を避けて、乳幼児を少し遊ばせたりするのに適しています。
そして、ここがメインの芝生広場。20メートル四方くらいですが、ご近所の子供たちが遊ぶには、程よい広さです。
広場が中心で遊具は少ないのですが、体を動かすのには向いている大道北公園でした。
(2024年10月訪問)
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