札幌市の西区と手稲区にまたがって発寒(はっさむ)地区が連なっているのですが、1989年(平成元年)に西区から手稲区が分区された際に、手稲区に含まれる部分が新発寒という町名になりました。
そんな新発寒の住宅地の中にある新発寒なかよし公園。街区の端にあり、3方向で道路に接する、開放的な小公園です。

通常サイズの写真では伝わりにくいのですが、正方形の敷地の中央に円形の土敷き広場を取って、残った外周部を緑地帯にしています。
平面図にすると映える、幾何学的なデザインだと言えましょう。
とくに外周部の緑地帯が木陰と芝生のダブル緑になっているところが、いい雰囲気を出しています。やっぱり芝生が多いと落ち着きますね。
公園施設は、住宅地内のいわゆる児童公園。滑り台、2連ブランコ、ジャングルジム、砂場などが揃っています。
この時期、北海道の公園ではボチボチと冬支度が始まっていましたが、この公園はまだの模様。でも、もう間もなく、チェーンと座板が巻き上げられて使用できなくなります。
雪の重みで鉄パイプも曲がると思えば、ジャングルジムもそうなりそうなものですが、この曲線を取り入れた形でうまく重みを逃がせるのでしょうか。
(2024年10月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿