尼崎市の金楽寺町は「奈良時代に吉備真備が錦楽寺という寺を建立した」という伝承にちなむとされる町です。いまはお寺はなくなったのですが、町内にある吉備彦神社が吉備真備をお祀りしています。
さて、そんな町にある金楽寺北公園。地区内の幹線道路に面して市街地にしては広めの敷地を持ち、隣接地には地区集会所やスーパー、ドラッグストアもあるなど、利用者が多くなりそうな条件が整っています。
園内は、おおむね東半分が土敷きの広場、西半分が遊具コーナーで、西半分はまたパーゴラで南北に区切られて、半分が砂場とコンクリート遊具、もう半分がブランコや滑り台のスペースになっています。
砂場の周りは、どちらかと言えば幼児向けとなるでしょうか。コンクリート製の滑り台のほかに、動かない動物遊具、プレーウォールやステップ遊具などが砂場を囲んでいます。
コンクリート製の滑り台は、一見すると滑り部は2本ですが、柱の中の見えないところにもう1本隠れています。こうした工夫が愛されるのか、古いものですが、どこの公園でも変わらぬ人気遊具です。
パーゴラの北側には、滑り台と4連ブランコ。こちらはこちらで、スペースの程よいコンパクトさが心地よく、小学生くらいに人気がありそうです。
尼崎市ではおなじみの双童子像が見守る金楽寺北公園でした。
(2024年5月訪問)
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