神戸市長田区の上池田(かみいけだ)公園は、起伏が多い住宅地の、街区内の奥まったところにあって、あまり目立たない小公園です。
公園への進入路は、車止めこそ付いているものの、あたりの路地を繋ぐ抜け道のようでもあり、道路なのか公園園路なのか判然としません。
少し進んで、ここからは確実に園内。
上下2段に分かれており、下段は遊具コーナー、と言いたいところなのですが、メイン遊具はぜんぶ上下の間の高低差を使ったものになっています。
それぞれ高さ・長さ・テイストが異なる滑り台が3本並ぶ姿は、ほかでは見られないものです。
黄色い滑り台は、上下の高低差に加えて、上段からさらに3メートルくらい上げていますので、長さ・角度とも一番のものです。
地形という素材の良さに安住せず、さらに努力を重ねた姿だと言えましょう。
その隣には、ジャングルジムと一体化しているピンクの滑り台。ジャングルジムも大階段の段差を使って複雑な形をしている特注品です。
さらに言えば、滑り台はジャングルジムに直交せずに斜めに取り付けられており、設計・施工とも苦労があったのではないかと思います。
本ブログでは、動物や飛行機の形をしたジャングルジムに”おもしろジャングルジム”というラベルを付けているのですが、今でのものとは違った意味で、色々な工夫があっておもしろいジャングルジムだと言えます。
こうなってくると、ほかの公園にあればかなり目立つはずの人研ぎ滑り台&ガケ登りの存在感が薄くなります。3つの中では、いちばん幼児向けの滑り台ということになるでしょうか。
滑り台ばかりに目を奪われますが、ほかに4連ブランコや鉄棒なども設置されています。
そして上段の広場。面積ではこちらの方が下段よりも広く、子供たちが走り回るのに適しています。
あまり目立たないのですが、行ってみれば記憶に残る上池田公園でした。
(2024年3月訪問)
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