城の越（しろのこし）公園は区画整理事業の一環で整備された小公園ですが、ちょうど事業の境界付近にあたるため、ここから西方にはNo.3623 守部公園があった守部（もりべ）地区の旧集落の家並みが残り、東方はマンションが建ち並ぶという環境にあります。
南北に長い長方形の敷地は、中央部に小段を作ることで園内の高低差を処理しており、上写真が一段低い南の遊具コーナー、下写真が北の土敷き広場です。
広場は少年野球の練習ができるくらいの広さがあるので、混み合った市街地では、けっこう人気なのではと推測します。
遊具は複合遊具やブランコなど色々あるのですが、中でも目立っているのは、大きなコンクリート製の滑り台。
滑り台に土管を組み合わせている点は、石の山遊具の構成と似通っていますが、それを直線的でスリムなスタイルにまとめたことで、ほかにはない味が出ています。
全体的には年季が入っているのですが、注意看板だけ新しい城の越公園でした。
（2023年10月訪問）
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