JR猪名寺駅から東へすぐ、園田北小学校の南に隣接して、稲荷公園があります。
そういう名前なのであたりで稲荷神社を探してみますと、公園から100メートルほど離れた南清水須佐男神社に末社として稲荷社が祀られていました。おそらく、ずっと以前はこの公園付近にあったものが移設・合祀されたのではないかと考えます。
ちなみにこちらが南清水須佐男神社。ここはここで、古墳が境内地になっていて興味深いのですが、公園ではないので、本記事では深入りはしません。
さて、戻って園内。面積はざっくり1,100平米ほどで小さなものですが、駅近、学校近な上に遊具が充実しているので、かなり人気が高く使い込まれている雰囲気があります。
数ある遊具の中でも一番目立っているのは、なんと言っても恐竜型の滑り台。尻尾から上って、口から出てくるタイプです。
背びれが付いているので、スピノサウルスとかディメトロドンとか、そのあたりの恐竜だと思います。
でも背びれだけでなく、ゴツゴツとした岩のような装甲が付いており、アンキロサウルスのイメージも少し入っているように感じます。
口を真正面から見ると、何がなんだかわかりませんが。
近年は恐竜の研究が進み、全般的にシュッとした姿の復元図・想像図が増えていますが、40~50年前はこういう太い足でノッシノッシと歩くように考えられていたものが多かったように思います。
恐竜のほかには、タコ、カバ、カエル、カメの動物遊具や、滑り台、回らなく加工された回転ジャングルジム、砂場、ブランコなど、豊富な遊具が集められています。
ブランコも4連のものなので、順番待ちは少なく、のびのびと遊べそうです。
反面、広場スペースは小さめですが、恐竜公園として存在感を放っている尼崎市の稲荷公園でした。
(2023年6月訪問)
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