十文字山は六甲山系の中でも市街地に近い前山の一つで、標高は279メートルです。これの南麓部の字名にもなっており、その一角が開発された西岡本7丁目にある3つの公園は、どれも十文字山を名乗っています。
その中でも中央にあるのが、十文字山中公園です。
坂の途中にあって、敷地は大きく二段に切り分けられています。
と言っても、道路から下段への高低差も2~3mあり、坂の町らしい風景になっています。
下段に入り、そこから眺められるおおむね全景。下段にはブランコ、上段には複合遊具と東屋、住宅地の奥には十文字山が見えています。
上・下段を結ぶのは階段だけなので、ベビーカーの方々には少し不便だろうと思いますが、この高低差をスロープで処理するのも現実的ではないので、致し方ないところです。
上段の複合遊具。滑り台、ネット、登攀壁などを組み合わせたものです。
それほど大きなものではありませんが、登攀壁の端から滑り台までをずっと伝って行くことができ、ちょっとしたアスレチック要素も入っています。
程よい広さで、高台にあって明るく開放的な十文字山中公園でした。
(2023年5月訪問)
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