兵庫県三田市にある人造湖・千丈寺湖畔の公園を巡るシリーズ。
ダムサイド公園は、千丈寺湖を堰き止めている青野ダム堤体のすぐ北側にある公園です。
ダムサイト(Dam Site)という言葉があって、ダム本体とその周りの場所を指すのですが、ここは「ダムサイド」。ダムの横、くらいに思っておけば良いのでしょうか。
ダム本体の横だし、ボートの乗り入れはできるし、世界的芸術家の屋外アートが展示されているし、と千丈寺湖畔の公園の中ではいちばん目立って良いはずなのですが、ほかにグラウンドやテニスコートがある公園、逆にコンパクトで人が少なく落ち着ける公園などがある中では、今ひとつ目立たないという印象もあります。
そんな雰囲気を変えてくれるのが、以前はダム記念館だった建物を民間が活用してオープンしたアウトドアショップ&カフェ。
もともと大阪にあった会社が、本社ごと引っ越してきて開業したものです。
店舗内もおシャレなのですが、無断で写真を載せるのは良くないので外観だけ。
でも、外に停められたレンタルバイク、バギーだけでも十分に興味をそそります。
で、こちらが「水の庭」。
風や水の力で動く立体野外作品で知られ、現在は三田市在住の彫刻家・新宮晋さんの作品を2つ配置した広場です。
こちらが作品であり、子供たちの水遊び場にもなっている「水の木」。
曲線で仕上げたパイプから水が噴き下ろされると、その勢いでパイプ全体があちこちに回り、そのため色々な場所に水が落ちてくるというものです。
こちらは、水の庭のすぐ横にある「星の立像」。風に吹かれると上部の羽や円盤が不規則に動き、常に違った形に見えます。
公園からダム堤体下流に向かうと、ダムに付属する多自然型魚道の観察施設があるのですが、この日は見学日ではなかったため近寄れず。
とりあえず上から眺めてみましたが、見たいところはまったく写っていません。
堤体上の道は車でも通行可能で、千丈寺湖の東側南岸へと繋がっていくダムサイド公園でした。
(2023年5月訪問)
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