以前に、No.3260 大堀川花の道公園などで、寺内町・宿場町として栄えた宝塚市の小浜(こはま)地区を訪ねました。
しかし町域としての小浜は国道176号より南の武庫川沿いにも広がっており、その一角のまだ新しい住宅地の中に、小浜第4公園があります。
戸建て住宅地内の道路に面して1つだけある出入口は、門柱がレンガ調に統一されています。
これは周りの分譲住宅のデザインにあわせたもので、開発業者が整備する開発提供公園ならではのものだろうと思います。
園内には小ぶりな石の山遊具と砂場、パーゴラとテーブル&スツールなどがあり、ごく近所の子供たち向けのコンパクトな施設内容となっています。
その凝り具合のシンボルが、こちらのトリックアート。
園内に看板が掲げられており、トリックアート地上絵の存在が示されています。
とは言え、子供たちが走り回ればそれだけ土が積もり、徐々に色も剥げていくので、目線の高さから見ても、なんの図柄かまったくわかりません。
スマホを地面近くまで下ろしていくと、楕円形から円形に近づいてきましたが、図柄がわからないことに違いはありません。
広場の真ん中にあるから段差を付けて絵を保護するわけにも行かず、踏まれるままになっているのだから仕方が無いのです。
まぁでも、制作者の甘い見通しを超えて、子供たちがしっかりと遊びに使っているならそれで良いと思った小浜第4公園でした。
(2023年10月訪問)
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