姫路市大津区には天満という古くからの村があります。最寄駅は山陽・天満駅で、駅近くには北天満町、天神町など、いかにも菅原道真に関係しそうな町名もあります。しかし、付近には天満宮や天神社などが見当たらないので姫路市のHPで調べていると「天満村が天神社(菅原神社)を建立したが、明治39年の合祀令により天神社は神明社に合祀された」という内容の記述を見つけました。
どうして村ゆかりの天神社を廃止し神明社に統合することになったのか、当時の事情はわかりませんが、社はなくなっても地名は天満。菅原道真を忘れたことはありません。
ということで、旧・天神社があった付近から東へ200メートルほどの住宅地の中に、天満菅原公園があります。
とは言え、大きな話から始めてみたものの、公園は住宅地の中の250平米ほどの狭小公園。
一つしかない出入口から入ると、右に滑り台、左に2連ブランコでだいたい終わり。広場スペースもなく、ベンチもありません。
でも遊具は、どちらも新しいものに入れ替えられており、安全・快適に遊ぶことができます。
ご近所の子供たちのための天満菅原公園でした。
(2023年4月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿