3405/1000 春日公園(兵庫県尼崎市)

2023/08/25

身近な公園 尼崎市 兵庫県

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尼崎市大庄北にある春日公園は、混み合った市街地街区の裏手の方の変形敷地のわりには広く、グラウンドと大・小の遊具広場があって、けっこう遊びごたえがある小公園です。

もともと、昭和初期の阪神国道(国道2号線)の整備時に土取りが行なわれた跡の溜池があったそうなのですが、今は埋められて跡形もなく、むしろ築山が特徴的な公園となっています。

築山は変形の鉤型敷地の中央付近にあって、築山の東がグラウンド、西が大きな遊具広場、南が小さな遊具広場になっています。
もっとも、築山の上から大きな滑り台が伸びているので、築山そのものも遊び場みたいなものです。

滑り台そのものは、割と最近に入替えられたようでまだ新しいのですが、その周りを囲むように原始両生類のようなコンクリート製の造形物がたくさん置かれています。
隣の西宮市にあるNo.2932 上田南公園にも同じものがあり、そこは1体だけだったのが、ここでは数匹ずつが隊列をくんで行進しています。

西側の広い方の遊具広場は、大滑り台と一緒に、いくつかの遊具が入替えられたようで、新しいものと古いものが混在しています。
こちらは古い方の代表格の登攀遊具ですが、中央の塔部はともかく、3方向に広がったウイング部の遊び方がイマイチよくわかりません。

上部の細い棒に掴まりながら平均台のように歩き渡るのかな、と思うのですが、四角い枠のところに鎖とか網とか別パーツを取り付けられていたような気もして、少し迷います。

こちらも古株の遊具。サンゴのように複雑な形のコンクリートを造形して、登る、潜る、飛び移る、しがみつくなど、何にでも使えるようにしています。

それと発想が似ている気がする捻れラダー遊具は、新しく設置されたものでしょう。

一方、南側の小さい方の遊具広場。
滑り台、ブランコ、シーソー、ジャングルジム、砂場などと、そこらの街区公園にありそうな遊具が一式揃っていて、ここだけでも十分遊べます。

とくにコンクリート製動物遊具の充実ぶりには目を見張るものがあり、カバ、ラクダ、リスは一方向に向けて隊列を組み、

タヌキ、キリン、サイ、ゾウ、カエルなどは円陣を組んで何やら話し合っています。

グラウンドについては特に触れるところもないのですが、こんな感じ。

色々な遊具や広場があって楽しい公園なのですが、今どきの安全管理からすると、周りの道路からの見通し、園内での見通しの悪い箇所が多いことが気になる尼崎市の春日公園でした。

(2023年4月訪問)

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