守口市の梶町に中層5棟ほどの小ぶりな市営団地があり、その団地内に梶第2団地公園があります。
住棟に囲まれた立地で、こうした場合は「団地内の遊び場」と扱われることが多いのですが、ここは市が管理する公園となっています。
施設は滑り台、2連ブランコ、ジャングルジム、鉄棒、パーゴラと一通りのものが揃っているのですが、やはり市内の他の都市公園とは整備経緯が異なっているのか、少し違ったモデルの遊具が置かれています。
ジャングルジムは、頂上に1個だけキューブが飛び出した塔屋付きタイプ。
足元全体をコンクリートで固めてあるのは、不等沈下防止のためでしょうか。
滑り台は、一般的なハシゴ階段のほかに、色んな形をした持ち手のハシゴも付いているタイプ。
さらに面白いのは、この滑り台は2本の柱(ハシゴ部)と滑り部とでつくられる三角形を、ターンバックルみたいな部材で引っ張り合うことで固定しているのです。ものの仕組みとしてはわかるけれど、そんなにしないとバランスが崩れてしまうのなら、そもそもの構造か部材かに問題があるのではないかという気もします。
時々はネジを締めて、テンションをかけてやらないと滑り台が広がって、やがて平べったくなってしまうのでしょうか。
なんだか不思議なものを見た梶第2団地公園でした。
(2022年3月訪問)
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