3279/1000　あおぞら公園（沖縄県那覇市）

あおぞら公園は、那覇市識名（しきな）の住宅地の中にある小公園です。
同じ那覇市で、No.1243 高良あおぞら公園を訪ねたこともありますが、公園名に地名が付いていないこちらの方が先輩格なのかも知れません。

入口を入ったところには、よく育ったホウオウボクが枝を広げています。
夏になればきれいな赤い花を咲かせる南国らしい樹木ですが、最近はホウオウボククチバという蛾が大量発生していて、幼虫の食害で丸裸になっている樹も少なくありません。
ここのものは大丈夫なのですが、発生するとお腹いっぱいになった幼虫が何千匹もポタポタと落ちてきて、地面を移動して次の樹に向かうので、けっこう不気味な状態になります。

さて園内ですが、やや不整形な敷地は一面の草芝広場になっており、2連ブランコと揺れる乗物遊具、ベンチなどが置かれています。

ほかに遊具が少ないため余裕があるのか、古めの2連ブランコにしては広い柵が付けられています。今の安全基準に合わせて、柵だけを移設したのかも。

揺れる遊具は赤いオートバイなのですが、じっと見ているとだんだんカタツムリに見えてきます。

そのほかに古タイヤ遊具もありますが、これはブランコとは反対に、壁に近くてやや余裕がない感じです。

広場を歩いていると、草が絡まったようなものを見つけました。
よく西部劇で転がってくるやつ（タンブルウィード）かと思いましたが、使い終わった鳥の巣が風で飛ばされたものでしょう。

少し雲が多めの時間帯でしたが、あおぞらと緑の園内が映えるあおぞら公園でした。

（2022年10月訪問）