山陽電鉄の東須磨駅の南に隣接して、東須磨公園、東須磨小学校が並んでいます。
が、公園の中に小学校のプールがあり、公園を完全に二分してしまっています。
公共用地が足りない市街地ではたまに起こることなのですが、もともと公園があったり計画されたりしている区域内に学校施設がはみ出してきているパターンです。だいたいは「いつかは公園に戻します」という約束で学校施設を作るのですが、廃校にでもならない限りは「いつか」は訪れません。
プールが公園の端っこに寄っていればよかったのですが、公園敷地を二分する位置にあるため、北側の小さなスペースが小さな遊び場、南側が50m四方ほどのグラウンドになっており、両者は狭い通路で行き来しなければいけません。
まぁでも、最近は学校ごとにプールを設置することはやめて、プールの授業の時だけ校外の温水プールに出かけるような自治体も増えているので、この状態もいつまで続くのかはわかりません。
ちなみに学校から公園につながる通路もあって、ここも結構狭いものになっています。どうせ繋げるのなら、もう少しハッキリとした繋ぎ方にして欲しかったように思いますが、両方の敷地にこれだけの高低差があると、上手に処理できなかったということもわかります。
公園から学校プールに入れる出入口もあるのですが、プール授業のたびに公園を横切っていくというのも無理があるので、ここ以外に学校から直接プールと出入りできるルートがあるのではないかと思います。
でもって、プールで分断された上段側、東須磨駅に近いところが小さな遊具コーナーになっているのですが、訪ねた時は駅改修の工事用地として半分くらいが使われており、残ったのは何とも使い道にかける半端なスペースだけになっていました。
ちなみに阪神・淡路大震災の時には、グラウンド部分には多数の車両が避難し、プールのフェンスを使って避難テントが張られていました。
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