東山弥生公園は、西宮市の甲陽園東山町にある大型マンションに付帯して設置されている狭小な公園です。
弥生というので弥生遺跡でもあるのかと調べてみたところ、市の遺跡分布地図に埋文包蔵地として「東山遺跡」の掲載がありました。地図情報だけなので詳しいことはわからないのですが、おそらく何かしらの弥生遺跡があるのでしょう。
マンション開発の中でかなり無理をして用地を確保した様子で、階段で上がるしかない擁壁の上に、180平米ほどの小さな公園があります。それでいて階段が2ヵ所あるのは、市の基準で「公園の出入口は2ヵ所以上」などの定めがあるのかも知れません。
それにしても、中に何があるのか知らないと、なかなか入りにくい出入口です。
中に入ってみたら嫌いな友達が遊んでいたりしたら、目も当てられません。
入ってみると、中にはまた階段があって、その上にパーゴラ、ガケ滑り台がありました。
横の樹がすこし繁りすぎていますが、滑り台そのものはツルツルしてよく滑る状態を保っています。
ガケの上から園内を眺めます。
滑り台の先の平場は狭く、ほぼ通り道のようなものなので、なにかをして遊ぶほどのものではありません。
でも、ちょうど訪ねたのが夏の暑い日だったので、パーゴラの日陰で休憩しながら、水道水をガブ飲みしました。
せっかくなので、園内のどこかに、弥生遺跡について一言くらいは触れて欲しかった東山弥生公園でした。
(2022年7月訪問)
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