3134/1000　東山公園（兵庫県西宮市）-日本1000公園

西宮市の甲陽園と上ヶ原との境を流れるのが東山川で、その川沿いに東山公園があります。
といっても、川は３面がしっかりと固められた谷川なので、公園とはほぼ無縁。下写真は川岸にしっかりと立てられたフェンスの上にカメラを突き出して撮影しましたが、落としたら二度と回収不可能なのでドキドキしました。

敷地が川沿いの低いところにあるため、道路からは曲がった坂道を下りていく格好になります。先に何があるのかが見えず、あまり良い構造とは言えません。

下りていった先には小さな広場があり、ブランコがありました。

ブランコ後ろの高さ3メートルほどの擁壁を見れば、隣接道路からの高低差が伝わるでしょうか。
擁壁沿いには密植されたカイズカイブキが並び、沿道から公園内が見えないようになっています。なぜそんなに公園内を隠す必要があるのかは不明ですが、逆に公園内がうるさいといった苦情が道向いの住宅から出て、防音壁代わりに植えたのかも知れません。

敷地は広場で終わりではなく、盲腸のように細長く伸びたところに、パーゴラと滑り台がありました。

ケヤキやエノキなどの高木がよく繁り、全体的に木陰が多い公園なのですが、パーゴラのフジもよく繁って絡みついています。世間には日陰の少ない公園もあるので、半分くらい分けてあげたいくらいです。

滑り台のさらに奥まで進むと、その先には市民農園がありました。普段はドアが閉まっているようですが、この時は農作業をしている人がいてドアは開けっ放しでした。
公園を通り抜けないと入れない市民農園というのも不思議な配置なので、公園施設としての市民農園（分区園）なのかとも思いましたが、詳しいことは不明です。