2896/1000　白河公園（沖縄県西原町）-日本1000公園

No.2895 歴史公園から目と鼻の先の集落内に、白河公園があります。白川公園の入口から見た写真奥の林になっているところがNo.2895なので、近さがわかろうというものです。
とは言え、No.2895は西原町の全体的な視点から考えて保存整備が必要な公園だったのですが、こちらはご近所の子供たちのための公園です。

どこから写真を撮っても写り込んでくるガケ滑り台は後回しにして、まずはブランコ。
チェーンではなくロープ、座板には樹脂素材を採用した、安全対策を強化したタイプのものが採用されています。

シーソーも挟み込みの危険が少ないタイプですね。

揺れる動物遊具も、スプリングにしっかりとカバーをかけて、本体の突起や出っ張りを減らした安全タイプです。

と、全体的に安全対策が改善されたタイプの遊具が採用された反動でしょうか、ガケ滑り台はかなり大きく、まぁまぁ危なっかしい形になっています。

とくに道路との境界部が際どいですね。斜面を目一杯使って大きな滑り台を作りたかったからでしょうが、道路ギリギリの法肩までが滑り台になっています。
斜面が急峻なうえに集落内で道路幅も狭いので、余地がなかったということはわかるのですが。

さすがに道路からは直接入れないようになっているのですが、逆にガードレールによじ登ったり腰掛けたりする子供がいそうなので、もうちょっと道路から離す工夫が考えられなかったものか、とは思います。
もっとも「危なっかしいほうが楽しい」というのも真実ですし、落っこちたところで滑り台か芝生の斜面を転がって崖下まで行くだけなので、それほど気にしなくても良いかも知れません。