No.2877の第一公園に続いて、同じ住宅地の中にある駅北第二公園。古墳の一部を保存した変形敷地の小公園です。
園内は、円墳の墳丘を残した部分、その下の遊具がある段、さらに一段下がった広場のある段と、3段構成になっています。
ジャングルジムの後ろに見えているのが、大塚ハザ山古墳という円墳の主要部を保存したものです。
階段で墳頂まで登れるようになっているのですが、ちょっと進むと草茫々になっていたので登頂は断念しました。
解説板も文字がかすれてしまって「この古墳は、円墳で、周辺部は削り取られていますが、基径32m、頂径9m、高さ4.7mの墳丘をもっています。」くらいしかまともに読めません。
こちらが遊具のある中段部分。真ん中の大きな丸は、元々は花壇だったのではないかと思いますが、今はただの草場になっていました。
大きな砂場と遊び台、プレーウォールなど、コンクリート製のしっかりとした遊具が並ぶ一角の向こうに、2連のブランコが見えます。
これもプレーウォールの一つですが、中はままごとの家になっています。
屋根があればそのまま暮らせてしまいそうですが、それはそれで阪神・淡路大震災の時に、あちこちの公園でブランコにビニールシートをかけて仮暮らしをしていたことを思い出してしまいます。
中段の端っこまで行って、下段の広場を眺めます。
台形状の変形ですが20メートル四方くらいの広さがあって、近所の子供たちが走り回るのには十分な規模です。
下段には雲梯や鉄棒など、やや体育寄りの遊具が設置されています。
しっかり走り回って、しっかり運動して、という運動場的な構成だと言えましょう。
一度そう思ってしまうと、どことなく田舎の廃校の風景のようにも見えてくる駅北第二公園でした。
(2021年9月訪問)
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